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ほったらかし厳禁!! 納められない時は必ず免除申請  ✿✿✿
■ 国民年金の免除申請
毎年送られてくる納付書一式と共に申請用紙も同封されている。経営的に厳しい時は必ず免除申請を。申請書は市役所の年金課に持参がお勧め。免除区分には"1/4免除"、"半額免除"、"3/4免除"、"全額免除"が有り、その免除分に応じ受取る年金額は減額されるが、仮に40年間全額免除だった場合でも50%はもらえる。
■ 国民年金の追納
10年間遡って納める事ができる。但し、その当時に免除申請をしていないと追納できない。免除申請なしに遡れる期間は2年間。また追納分の納付額には少しばかりの利子が上乗せされる。追納の費用対効果は悪い (全額免除の場合、全く払っていないのに50%はもらえ、もし追納しても50%しか増えないから)。追納の申請は、市役所の年金課、社会保険事務所、または "ねんきんネット" から。申請用紙を "ねんきんネット" からダウンロード、必要事項を記入して市役所の年金課に持参がお勧め。
■ 国民年金の任意加入制度
年金を納めた期間が480ヶ月に満たない場合、60歳以降でも国民年金に加入できる「任意加入制度」があります。60歳から最大65歳までの間に不足月数分を納める事が可能です(480ヶ月を超えて納付する事はできません)。追納よりは先に480ヶ月を満たす方が良いようです。また不足分をパートやアルバイトなどして厚生年金で埋める方法もあり、こちらの方をお勧めしているネット記事もあります。
■ 任意加入した際の損益分岐点
およそ10年と少し。任意加入すると ¥1,732.-/月x納めた月数増加する。最長5年=60ヶ月なら ¥103,920.-/年 増額。¥1,732.-は、令和7年度の満額¥831,700.-を480ヶ月(40年)で割った金額。令和7年度の納付額の¥17,510.- × 60ヶ月 = ¥1,050,600.-を¥103,920.-で割ると、約10.02となる。